行政書士試験の難易度と合格率

皆さん、こんにちは。

行政書士の試験は難しい?合格率は?多くの方が難関に思うことでしょう。

「難しい」

「いや簡単だ」

おっしゃる方によって、180度違うような意見が述べられているのをよく見かけます。
決して簡単な試験とはいえませんが、きちんと勉強すれば、合格は可能です!

行政書士試験の難易度

法律系の資格には、弁護士、弁理士、司法書士などさまざまありますが、試験勉強に相当な時間も労力も費やすことが必要なほど、非常に難易度が高いことでも有名です。

行政書士においては、それらの他の法律資格に比べると出題範囲は限られているため取組みやすいものの、日常で使用しないような難解な法律を扱うため、準備なしに合格できるほど難易度が低い試験ではないのです。

果たして難しい試験なのか?

結論からいうと、行政書士は難易度の高い試験です。
やはり、行政書士はその分野の高度な専門的な知識が必要な資格ですので、
簡単に合格させてくれます。 
それに、簡単に合格できる試験なら、有資格者が多くなり、資格の価値がなくなってしまいます。

それではどのくらい難易度が高いのか合格率を見てみます。

平成17年度 2.62% 
平成18年度 4.79% 
平成19年度 8.64% 
平成20年度 6.47% 
平成21年度 9.05% 
平成22年度 6.60% 
平成23年度 8.05% 
平成24年度 9.19% 
平成25年度 10.10% 
平成26年度 8.27% 
平成27年度 13.12% 

行政書士の合格率は直近10年間で平均すると8%くらい、まれに10%を超えたり、逆に5%を下回ることがある程度です。 
つまり、10人に1人も合格できない試験なのです。

この数字を見ると、多分多くの方は私には無理だと諦めてしまうかもしれません。
それが普通の感覚です。

しかし、行政書士は知識が無くても合格できる試験です。
その理由は色々ありますが、簡単に言ってしまうと、 受験者のレベルが高くないからです。

 

行政書士の試験は受験資格が必要なく、色々な方が受験してきます。

例えば、「本気で行政書士になりたいと思い必死で勉強してきた方」「ほとんど勉強していなくて、とりあえず受験しようという方」「お試しで受験する方」などです。

その中でも多いのが「ほとんど勉強してないけど、受験してみようという方」です。

これは行政書士に限らず、様々な資格に言えることですが、 
しっかりと勉強してきているのは極一部の人だけです。

ほとんどの方は、ある程度合格できるまでの学習量を積まずに受験します。 
ですから、レベルの低い受験者ばかりが集まり、合格率が低くなるのです。

まとめ

以前の行政書士試験は、純粋に法律の知識を問うような出題が大半を占めており、市販の基本書や問題集の購入等、独学での合格も近年ほど困難を極めるものではありませんでした。

しかし、2006年度からの新試験制度への移行に伴い、法的思考型(理解型)問題への質的変化も現れ、確実に難易度は上昇傾向にあります。
知識的な部分では決して難解なことが問われているわけではありませんが、出題の方法によっては難易度が大幅に上がってしまう問題も多々あり、法理論に対する本質的な理解を深めていくことや、それを基にした出題に対応する力が求められるようになりました。

単純な「勉強量」だけではなく、前述したような「勉強の質」を高めていくことが、合格に向けて大きなアドバンテージになる事は間違いないと言えるでしょう。