サービス残業は現在どうなってるの?

サービス残業とはその名の通り、従業員の残業や労働に対し賃金が支払われず、タダで働いている状態の事です。賃金不払いとも言います。そして現在このサービス残業は厚生労働省が発表した結果でも複数の企業で存在しています。

  1. サービス残業に当てはまる人

☑割増賃金未払い

法定労働時間を超えての仕事(時間外、深夜、休日)は割増賃金が支払われていなければ、全てサービス残業になります。割増賃金の確認は給与明細を見ればわかります。

☑時間で切られている

労働基準法では1分単位での時間計算が必要になっています。昔は当たり前だった30分未満は切り捨てといったものは、現在では認められません。ただ1ヶ月の労働時間に端数があり、合計から30分未満を切り捨て、30分以上を1時間に切り上げる事は例外として認められています。

  • 現在のサービス残業の問題とは

☑労働時間規制

労働基準法では1日8時間、1週間40時間を超えて従業員を働かせてはいけないと決まっています。これを超えたり休日出勤の場合、36協定を調印し、労働基準監督署に届け出る義務があります。そのため36協定が調印されていない、調印された時間を超える残業は労働基準監督署から指導を受ける事になります。

☑賃金規制

次に賃金不払いの違法です。

・時間外、深夜(22時~5時)労働は 25%

・休日労働 35%

・時間外と深夜労働 50%

・休日と深夜労働 60%

時間外労働をする場合はこれらの割増賃金を支払う必要があります。

  • シフト制、みなし残業はどうなる?

割増賃金の未払い、切り捨てがある場合サービス残業の認識がしやすいですが、法定労働時間を超えての労働は会社により差が出ます。

☑シフト制

シフト制の方は1週間の労働時間が40時間以内であれば、1日の労働時間の上限や1週間の労働時間の決まりはありません。ただし、始めのシフト時間を超えた労働は残業となるため、割増賃金25%を支払わなければなりません。この賃金が支払われないとサービス残業に当たります。

☑みなし残業

会社が時間外や休日、深夜の労働があるなしに関わらず、一定時間分の時間外労働の割増分を固定で支払う場合があります。これがみなし残業です。

例えば固定残業時間が10時間の時。10時間の残業賃金は既に支払われていますので、時間外労働が10時間未満であれば追加はありません。そしてサービス残業にも当たりません。しかし11時間の残業があれば、1時間分の割増賃金は追加で支払われます。ですので、固定時間数をこえた残業に賃金が発生しない場合、サービス残業となります。

もしも自分がサービス残業の対象者に当たる場合は、タイムカードなどの記録の写し、給与明細など証拠を揃えたうえで一度労働基準監督署に相談しましょう。

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